カクテル作り、適温について

カクテルは、冷たければ良いのか?

もちろん、ホット・カクテルは、温かさが必要ですね。

そうではなく、冷たいカクテルは、冷たければ良いのか?というお話です。
予想通りの答えですが、そんな事は、ありません。

適温!であること。
その適温にするために、カクテルの作り方の技術が必要になります。
ただ、冷やせばいいのなら、冷蔵庫もありますし・・・

季節によって、調整しなければなりません。
あるいは、人によって、調整しなければなりません。


お客様によっては、あまり冷たくない方がいい人も、いらっしゃいます。どんなロングカクテルでも、必ず、氷1個で!という方も、あるのです。

その場合に、美味しいカクテルに仕上げるには、どうすればいいか? こうした事を、考えながら、カクテル作りを学んでいくのです。

カクテルは、温度によって驚くほど味わいが違う。

温度によって、飲み物の味わいは、驚くほど、違います。
最初に、口をつけて舌で味わった瞬間に、美味しい!と感じて頂くための、適温!

この適温で提供するという考え方は、カクテル作りに必要なことです。当たり前すぎて、忘れている方もあるかも?

カクテル作りは、「適温」が重要です。

例えば、カクテルレシピに、銅製のマグカップと書いてあるから、それが本物!という稚拙な考え方では、プロのバーテンダーとしては、未熟です。是非、頭の片隅に、置いておいて頂きたいと思います。

では、また・・・