バーテンダーの適性を、判断するには?

バーテンダー、面接での採用基準

いきなりですが、店での採用の話から始めます。面接の時に、どういう基準で、選んでいるのか?

これは、その店によって、違うと思います。その時によって、欲しい人材も違うでしょうし・・・

ただ、私の場合は、一貫しています。重要な要素は、直感。こういうと、いい加減な・・・そう思われるかもしれません。

でも、ほぼ、その直感で、うまくいっています。根拠はありませんが、人材を見分けることは、これしかないのでは?

もちろん、その人に、技能があるか、ないか?を、見なければならない場合もあるでしょう。それでも、私の個人的な意見としては、中途半端な技能なら、ゼロの方がいいと思っています。

変なクセをつけて、来られるよりは、未経験の方が、育てやすいです。その人に、あった教え方も、できますし・・・

バーテンダーの成長は、経営者次第

人には、進歩するにも、さまざまなパターンがあります。

何でも、器用に、すぐ身につけるけれども、その分、応用がきかないタイプ。覚えは悪くても、じっくりと、育っていくタイプ。どこかに、必ず、その人にしかない能力が、あるものです。

それを、引き出せるか、どうか?は、私次第。結局、自分の責任です。だからこそ、自分の中の感性で、採用を決めています。

どのレベルの、バーテンダーを目指すのか?

もちろん、バーテンダーという職業に、向いているか、どうか?も、きちんと見てます。

もともと、人と話をすることができないのでは、話になりません。話下手でも、人が好きなら、大丈夫。流暢に話す事ができても、言葉に重みがなければ、意味がありません。ちょっとした、ひと言に、その人の、想いの深さがにじみ出る会話のできるタイプの人もいます。

・・・何だか、少し、今回のテーマからそれましたが・・・バーテンダーに向いているか、どうか?

それは、自分自身が、決める事。自分が、なりたい!と、思えば、なれます。そして、どういうレベルのバーテンダーを、目指すのか?それによって、必要とされる能力も、変わってきますね。