若かりし日の事ですが・・・
最初に、悪戦苦闘したカクテルは、「ジン・フィズ」
基礎を学ぶには、もってこいのカクテルですね。プラス、そのバーの個性も、わかるカクテルです。
「ジン・フィズ」の一般的なカクテルレシピは・・・・
ソーダ以外をシェークし、氷の入ったタンブラーに入れ、ソーダで満たして軽くステア。
こんな風に、記載してあるカクテルレシピが大半でしょう。ですが、こんなレシピの分量で、ジンフィズを作るバーテンダーは、一人もいません。
このカクテルレシピ通りに作ると、まずいカクテルができます。酸味と甘みの絶妙のバランスと、シェークのワザが生きるカクテルなのです。
あの頃、1000杯以上作って、やっと、先代から、かろうじて合格を頂いたのが、懐かしいですね~。
だからといって、どこかのバーに飲みにいき、自分の解釈と違うジンフィズが出てきても、それは、それで受け入れられます。それも、さまざまなバーに通う楽しみだと思います。次回、バーに行かれた時には、是非、「ジン・フィズ」を、注文してみて下さい。