カクテルの作り方には、ビルド、ステア、シェーク、ブレンドとあります。そのうち、主に、ビルド、ステアで、バースプーンを使用します。
このビルド、ステアで、バースプーンを、何回まわすのか?
カクテルによって、回す回数が、決まっているわけではありません。
カクテルに使用している材料で、回す回数が、決まる部分があります。
また、材料の温度、氷の大きさや硬さ、季節など、さまざまな要因で、変わってきます。さらに、当たり前の話ですが、作る人の腕前にも、大きく関係してきます。
ですから、バースプーンは、何回まわす!と、明確には、言いきれません。
どの程度の腕前なのか?
材料や氷は、どういった状況のものを使用しているのか?
お客様の、求めているカクテルは、どういうものか?
さまざまな点を、考慮に入れながら、バースプーンを、回します。何回、回すか?考えなければならない事が、たくさんあるのです。
ただ、唯一、バースプーンを回す回数が、ある程度、決まってくる場合があります。それは、
炭酸系を使用するカクテル。
ジンジャエール、トニックウォーター、ソーダなど、炭酸の入ったものを使用するカクテルの場合です。
この場合、基本的には、バースプーンは、1回しか、回しません。なぜなら、回せば、回すだけ、気が抜けますし、氷が溶けて、水っぽくなるからです。
初心者では、1回では、上手に、混ざらない場合もあります。その場合の回し方のコツ、というのもあります。リキュールを使用するカクテルなどは、こうしたコツを押さえて、1回~2回まわします。
基礎を、きちんと学習し、そのカクテルの、レシピや作り方の意味を考えてみれば、当たり前に、分かる事です。
「バースプーンは、何回、まわせばいいのでしょうか?」
この質問が出てくるという事は、まだまだ、基礎さえ、身につけていない証拠です。その場合、基礎から、きちんと学習する事を、おススメします。