シェークが冷たいと言うのは、未熟な証拠

初心者のシェーク、第一声は「冷た~い」

「冷た~~~い!」これが、初めて、シェークをした方の感想。大半の方は、手が、思ったより冷たくて、びっくりされます。もちろん、氷が入っていて、中味を冷やすためなどのために、シェークするのですから当然。

「冷た~い」は、シェークが未熟な証拠

ただ、実際には、そこまで、手が冷たいという事は、持ち方や振り方が悪いということ。

つまり、手が冷たい=手のぬくもりがシェーカーに伝わっている!ということで、中味を温めるのに貢献している!という変な状況なわけです。

冷やすために振っているのに、手で持った時点で、矛盾するわけですね。そこで、できる限り、その矛盾点を解決するように、持ち方を工夫したり、手早く振ったりするわけです。

シェークは、「習う+慣れ+独創性」

また、連日連夜、何百回と振っていれば、冷たいという感覚は、なくなります。慣れもありますが、身体が、冷たくならない振り方を見つけ出しているのでしょう。人間の身体は、よくできていて、無意識に反応する部分の能力もあるわけですから。

習う+慣れ+独創性というパターンですかね。基礎から学んで、練習を繰り返し、やがて、自分自身の方法を編み出していく!そうやって、バーテンダーは、一人前になっていきます。

もちろん、知識・技術だけでは、ありません。他にも、学ぶべきことはたくさんあります。何事も、コツコツですね。