バーテンダーに必須の、感情のコントロール

バーテンダーが、嬉しくなる瞬間

バーテンダーとして、嬉しくなる瞬間というのが、たくさん、あります。一番は、お客様に、「ありがとう!」と、おっしゃって頂けた時。

このひと言のために、頑張っている!といっても、過言ではないと思います。全ての仕事が、そうではないでしょうか?

誰かが、自分のする事で、喜んでくれる!とうのは、本当に、嬉しいものです。特に、お客様から、その喜びを、ダイレクトに受ける事ができるのが、サービス業の醍醐味でしょう。

バーテンダーには、別人格が必要

人間ですから、悲しい時も、つらい時も、苦しい時も、あります。でも、お客様の前では、そうした暗い感情は忘れて、別人格を創り出します。

もちろん、別人格とはいっても、お客様と、真摯に向き合って、感情も表現します。そう、一時的に、自分の暗い気持ちを、「忘れる!」だけ。

個性的な感情自体を、あまり伴わない接客は、私は、どうも、できない性分です。ですから、お客様にも、感情のままに、思った事を、ストレートに言ってしまうタイプです。

良い悪いは別にして、はっきり、好き嫌いの分かれる接客ですね。そんな私を見て、お客様からは、悩みがないというか、すぐに解決するタイプのように、見えるらしいですが・・・いやいや、いろいろ、ありますよ、もちろん。

強制的な、感情の切り替え

でも、そんな気持ちを、払拭してくれるのが、ある意味、お客様です。数十年、気持ちの切り替えを訓練してきたおかげで、お客様に、顔を合わせた瞬間に、嬉しくなるのです。この習慣は、非常に、良い習慣だと、自分でも、思っています。

感情のコントロールは、バーテンダーに限らず、どんな仕事にも、必要なように思います。最初は、難しいでしょうが、自分の気持ちを、強制的に切り替える瞬間を、創り出せるといいですね。

では、また・・・・。