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バーテンダーやバー開業を目指す方が、最初に気づかず後悔する事とは?

必要ないと思って「きちんと、学ぼう」としないこと

バーテンダーやバー開業に必要なのは、見習などの現場経験で、わざわざ学ぶ必要はないと思っている方、大きな勘違いです。

  • カクテルは混ぜればできる、簡単な飲み物
  • お酒の仕入れは、酒屋にまかせればいい
  • 先輩から学んだメニューで、将来も大丈夫だろう
  • 接客や会話は、それなりにできるだろう
  • たかが、飲み屋だし・・・

こんな考え方では、バー開業どころか、バーテンダーとしても、全く通用しないと断言します。

バーテンダーには、お酒やカクテルの知識・技術を、体系的に学ぶことはもちろん、接客や会話など、学ばなければならない事が、たくさんあるのです。もちろん、最初から、全てを習得する必要はありません。学びは、一生続くものですから。

重要なのは、学ぶ習慣を身につけることです。学習する人が、少ない業界だからこそ、学び続ける人と差がつくのです。

学ぶと決めても、学び方を間違ってしまうこと

わずか20年のバー経営経験さえない、バーテンダースクールの講師に学んでもムダです。

なぜなら、経験した事と知っている事しか教える事ができないからです。「学ぶ場所や媒体より、人を選ぶ事」が重要なのです。

1か月程度の「バーテンダースクール」に通っただけで通用しないのは当たり前ですが、1年通ったとしても、現場では通用しないのです。弊店では、全く、役に立ちませんでした。

なぜか?というと

  • 知識・技術が、老舗バーの「本物ノウハウ」とはレベルが違うから。
  • その場限りの授業では、学習・練習不足で、習得が不可能だから。
  • 経営経験が20年さえない能力不足の講師から学んだから。

老舗バーの「バーテンダー&バー開業教材」は、本物の知識・技術をみにつけ、本気で成功したい方だけを対象としています。すでに、教材を学んだバー経営者が、全国に続々と誕生しています。

数十年続けられるのに、何年も続かないバーが多い理由とは?

バー開業・バー経営に、何が必要なのか?

さて、あなたは、バーを開業して、他のバーにない商品やサービスを提供できる自信がありますか?

バー開業・バー経営には、何が必要だと考えていらっしゃいますか?

私は、このバー業界で、数十年、バー経営をしてきました。

その間に、さまざまな景気・不景気の波を経験しました。

閉店していくバーなど飲食店も、何千、、、いや何万件とみてきました。

いつも思うのですが、どうして、バーぐらいなら、カンタンに開業できると思われるんですかね。バー開業には、大した知識も技術もいらないだろう!と思っていらっしゃる方が、非常に多いように思います。

きっと、中途半端な知識・技術しかないのに、開業しているバーが多いからでしょう。実際は、それらのバーの大半が、2~3年以内に、消えていっています。

そして、生き残る=勝ち残るのは、バー開業当時から、知識・技術は当たり前にもっていて、さらに、時代の変化にあわせる能力や独創的なアイデアももってバーを経営している人です。

そして、長く続くバーであれば、店主には、人間力ともいうべき「豊かな人格」があるはずです。(私は、どうだか??自分では評価できませんが・・・笑)

バー開業に、知識・技術は、本当に必要か?

ここで、おそらく、大した知識も技術ももっていなくても、経営が続いているバーもあるよ!と、思われた方もあることでしょう。

それは、バー経営の真実が、見えていないのです。

バー経営をしているのであれば、深い知識・技術をもった人間が、必ず、経営に関わっています。それが、経営者本人であるか、スタッフの一人であるかは、いろいろでしょうが。

そして、ここからが、問題なのですが、全ての知識・技術を注ぎこんだ商品やサービスで、バーを開業し、経営しているかというと、そうではない場合が多いということです。

どういうことか?というと、その時代や環境の変化にあわせて、お客様のニーズを読み取り、それに見合う商品やサービスを提供できるように、バーの形態を考えて開業し、経営しているということなのです。

最高のカクテルの作り方を知っているからといって、1杯3000円ぐらい頂かなければ採算が合わない場合、バーを開業して、そのコンセプトに見合うお客様を、あなたは、集める自信がありますか?

バー経営で、知識・技術と、価格などコンセプトとのバランスを、考えなければならないのは、当たり前ですね。

そして、ここを気付いていらっしゃらない方が多いのですが、例え、1杯500~700円の安いカクテル(あるいは、もっと安く)を提供しているバーだったとしても、その経営者サイドに、実は、最高のカクテルを作るノウハウを持った人物が、いる場合と、いない場合、提供する商品に差が出てくると思いませんか?

誰も気づいていないバー開業・バー経営の真実とは?

さらに、どんな時代変化や環境の変化が来ても、それにあわせた飲み物を提供する知識・技術があったとしたら、バーを経営していくのに、怖いものはないと思いませんか?

そう、ここが、知識・技術を持ってバーを開業し、経営していく人と、そうではない人との差です。

ですから、リーズナブルなバーに飲みに行って、
「あ~、これなら私もできる!」
「バーの開業はカンタン!」
と、単純に思う人は、「バー開業・バー経営の真実」が、見えていないという事なのです。

逆に言えば、バーやカクテルに、深い知識・技術があって、それを、最大限に生かした最高のカクテルを提供したとしても、バーを開業し経営するのは、うまくいかない!という事です。

そう、知識・技術も、経営感覚も、両方、バーを開業し経営していくのには必要なのです。
当たり前ですね。

その当たり前を、分かっていながら、バーを開業する前に、手抜きをする人の多い業界なのです。

最も、上手に、バーを経営していく方法とは?

結論から話しますが・・・・・
最高の知識・技術をもちながら、経営感覚も磨いて、「価値>価格」となる商品やサービスを提供していく!これが、最も上手に、バーを経営していく方法です。

知識・技術だけの職人肌で失敗するのは、最高のものを提供したいと頑張っても、時代や環境によって、「価格>価値」となって、大半のお客様の満足度を下げてしまうからです。

深い知識・技術をもちながら、それを店で語る事はなく、時代変化に応じた商品・サービスを提供していく!これが、バー経営には必要なのです。

特に、今の時代、この部分を理解せず、適当に、バーなどでアルバイトをしたり、見よう見まねで、カクテルの作り方を覚えてバーを開業しても、間違いなく、無理でしょう。

バー開業・バー経営は、知識・技術だけでも無理。集客や価格勝負やコンセプトだけでも無理。

要するに、バランスですね。

60年続けてきたバーが必要と考える知識・技術レベルとは?

さて、最後に、私から提案です。

60年。

この価値を、あなたは、どう思われますか?

あなたは、60年続けてきたバーが、どの程度の知識・技術があれば、バーを開業してもいいと思っているか?知りたいと思われませんか?


ちなみに、すでにバー開業やバー経営に必要!と考え購入された方や企業が、全国46県に、たくさん、いらっしゃいます。これは、あなたのライバルは、すでに、学習を始めている!ということです。

もちろん、バーを開業するのに、早ければ有利とか、遅ければ不利とかが、あるわけではありません。あなたの個性を、どのように生かし、どのようなコンセプトで、バーを開業・経営するかによって、変わってくるものです。

ただ、弊店教材「バー開業バイブル」は、2007年に発売を開始しました。

当然、早く学習を始めた方の方が、習得は早いわけですし、この教材には、弊店が創り出したオリジナルのノウハウも詰め込まれています。この点では、そのノウハウを早く使う人の方が有利なのは、言うまでもないでしょう。そういうことです。

これからの時代変化に対応したバー開業・バー経営を考えていらっしゃる方だけ、弊店教材「バー開業バイブル」「バー経営バイブル」を、ご覧下さい。

あなたの中で、バー開業・バー経営に、必要か、どうか?



では、下記を、今すぐクリックして、「バー開業&バー経営教材」について、ご検討下さい。

カクテルレシピの暗記は必要か?

カクテルレシピの丸暗記は・・・

誰もが最初に悩む、カクテルレシピの暗記! バーテンダー初心者の方は、誰もが、覚えるのに苦労するのでは? 本やネットで調べると、考えられないぐらい膨大な数のカクテルレシピが、ありますからね。

バーテンダーの中には、記憶力の優れた方があり、数千に及ぶカクテルレシピを覚えているツワモノも、いらっしゃると思います。実際、いらっしゃいます。

それは、それで、凄いことだと思いますし、それを「ウリ」にした経営も「あり」か「なし」か?といえば、「あり」でしょうか?



まあ、お客様に、カクテルを提供する立場にあって、カクテルレシピを、全く覚えていないというのはありえないことです。

それでも、カクテルレシピを、丸暗記して覚える!という事には、 私の考え方ですが、「否」「違~~う」と、叫びたいところです。いや、はっきり、「違う!」と断言します。

誤解をまねく表現ですので、ちょっと長くなりますが、私の話を、聞いていただけますでしょうか?


カクテルレシピ誕生から、考えてみましょう。

この世で、最初にできたカクテルは、諸説、いろいろあるようですが、そこは、今回、問題ではありません。常識的に考えてみようというのです。

例えば、あるバーで、素晴らしいバーテンダーにより、「素晴らしく美味しいカクテル」が誕生したとしましょう。

その「素晴らしく美味しいカクテル」を、そのバーや、バーテンダーの「ウリ」にするのもいいですが、美味しいものは、できる限り、大勢の人に楽しんでもらいたいとします。

あなたなら、どうしますか??



そう、おっしゃる通り!!

ここで、「カクテルレシピ」の登場です。

この「素晴らしく美味しいカクテル」の作り方を、カクテルレシピに書くことによって、遠く離れた、全く違う場所で、創作者とは違うバーテンダーが作っても、同じように「美味しいカクテル」が飲めるようにしよう!

これが、「カクテルレシピ」のもっている本来の姿であることに間違いはありません。


「美味しい」と「素晴らしく美味しい」の違い

ここで、先ほど、私は、創作者とは違うバーテンダーが作ったカクテルを「美味しいカクテル」と言いました。

「素晴らしく美味しいカクテル」とは、言いませんでした。

勘の鋭い方は、気付いてますよね。

「カクテルレシピ」に書いてある通りに作ったものは、うまくいったとしても、せいぜい「美味しいカクテル」で、「素晴らしく美味しいカクテル」ではない!という事です。



なぜか?・・・

せいぜい「美味しいカクテル」で、「素晴らしく美味しいカクテル」ではない!という事???


普及のための「カクテルレシピ」

これは、常識的に考えれば、カンタン!

「素晴らしく美味しいカクテル」を、「カクテルレシピ」にしようと考えた時、あなたなら、どうしますか?

まず、そのカクテルに入っている材料についてですが、ありのまま、そのままを書く人もいるでしょうが、あまりにも多くの材料を使用するようであれば、一部を削除して、分かりやすくしようと思いませんか?

「素晴らしく美味しいカクテル」ではなくても、「美味しいカクテル」となる可能性があれば。また、そのようなカクテルレシピにすることで、そのカクテルを、より多くの人に普及することができる可能性があるのであれば!



また、これは、カクテル材料の分量についても同じ事が言えます。

そのカクテルの材料について、ありのまま、そのままを書く人もいるでしょうが、あまりに、細かな指定で、8mlとか、13mlとか、書いてあったら、見るのも嫌になると思いませんか?

・・・であるなら、5で割り切れるような数字で、5ml、20mlとか、分数表記で、1/2、1/3の方が、分かりやすくて、覚えやすいでしょう!



これが、「カクテルレシピ」というものです。ですから、一般的なカクテルレシピは、絶対のものではない!と、いうことなのです。私は、そう考えています。

もちろん、異議を唱える方も、反論もあることでしょう。

カクテルレシピは、材料が同じでも、ほんの少し分量が違えば、カクテル名が変わります。

カクテルレシピ通りに作るのが、バーテンダーの役目である!と、徹底的に唱えられる方もあります。レシピに手を加える事自体、タブーで、おこがましいことである!と。

それは、それで、ひとつの正しい意見として、それで良いと、もちろん思っています。ただ、私は、変わり者なので、正しい事が、たったひとつだけ!とは考えない人なのです。


「カクテルレシピ」本来の役割を理解する。

「カクテルレシピ」の本来の役割が、誰でも、どこでも、「美味しいカクテル」が飲めるようにすること!であったとするならば、「素晴らしく美味しいカクテル」を作れるように、そのカクテルレシピを参考にして、創りだすのもバーテンダーの役割だと、私は思います。

ですから、「カクテルレシピ」に偏りすぎてしまった、今の、この世の中の風潮や、業界の常識を、ひとつの正しい考え方ではあるけれども、他にも、正しい考え方があるよ!と言いたいのです。

「バー」で提供される「カクテル」について、「カクテル名」や「カクテルレシピ」が、先行してしまい、バーテンダーも、お客様も、そこに縛られすぎのような気がするのです。



「カクテル名」や、「カクテルレシピ」は、「美味しいカクテル」の標準にすぎない!

・・・なかには、「まあまあ耐えれる味のカクテル」というようなレシピもあり、カクテルレシピ通りでは、かなりまずい!ものもあります。バーテンダーも、お客様も、「カクテル名」と、「カクテルレシピ」の呪縛から開放されるべきなのです。

もちろん、「カクテル名」でオーダーをする事自体に、雰囲気やムードを演出する部分もあり、それは、それで、大事にしていかなければならない部分だと思います。


本来あるべき姿の「バー」

私が考えるバー本来の姿は、お客様が、カクテルやお酒の知識がなくても、気軽に楽しめる雰囲気の店です。(あくまで、個人的見解です。)

なかには、バーでの飲み方や作法などを、いろいろ押し付けるところもあるようですが、それが、経営のひとつの手法=その店の魅力として行っている場合は、それは、それでOKです。

そうではない場合は、そこまでしなくても、常識的に、大人のマナーを守って頂く事さえ、お客様に気をつけて頂ければ、あとは、バーで飲む特別なルールなど必要ない!と思います。

そして、誰もが、カクテル名など全く分からなくても、バーで楽しめるようになってほしいと思います。



そのためには、バーで飲むのに、少しは、カクテル名ぐらいわからないと!と、一般の方が考える事自体が、ナンセンスだと思いますし、そう考えさせないように、できる限り、カクテル名で注文をする事自体が、ナンセンスな雰囲気を作ったバーが一般的になる事が、必要だと思います。

もちろん、定番と呼ばれるような「ジントニック」や「モスコミュール」のようなカクテルは、今さら、消し去る事はありません。こういった定番のカクテルは、バーによって、主張があり、作り方が違うもので、それは、それで、楽しむべきものだからです。

「カクテル名」や「カクテルレシピ」を全く消し去るとか、極論ではなく、少しだけ、ウェイトを、味わいや雰囲気で注文する方向にシフトした方が、お客様のためにも、この業界のためにも、これから先の時代には、必要だと考えているのです。



「カクテルレシピ」は、バーテンダーが参考にして、「素晴らしく美味しいカクテル」を創りだすための基礎=原石にすぎないのです。

そして、これから先のバーでは、せいぜい定番のカクテルが50種類ぐらいで十分だと思うのです。

「カクテルレシピ」の意味とは?

バーテンダーに要求される能力は、お客様の好みにあうものを創り出せるようにすることです。ですから、定番の50種類以外の、星の数ほどある「カクテルレシピ」は、その能力を磨くための参考にするものでしかないのです。

お酒やカクテルの作り方の勉強をするためにあるのが、星の数ほどある「カクテルレシピ」の存在意義なのです。



だからこそ、「カクテルレシピ」の丸暗記ではなく、その意味を知る事が必要となってきます。

「カクテルレシピ」の意味とは・・・・

カクテルレシピが、なぜ、こういう材料と分量になっているのかを、読み取る事。それが、カクテルレシピの意味を知る!ということです。



では、どうすれば、カクテルレシピの意味を、読み取れるようになるのか??

これは、ここで、カンタンに解説できるものではありません。正直、お酒の基礎から学習して頂く必要があります。

ただ、何のために、お酒の基礎を学習する必要があるのか?意味がないように思われていた方には、少し学習意欲を持っていただけたのでは?



こうしたカクテルレシピの意味を、どのように理解していくか?というのは、バーテンダーやバー開業を目指される方には、非常に重要で必要なテーマです。

ですから、私が創りだしたバーテンダー教材でも、かなり詳しく解説しています。ここまで、お話した事を理解して頂け、賛同頂ける方には、この教材は、素晴らしくお役にたつはずです。

カクテルレシピに頼らずに、カクテルを創りだせるようになります。


「カクテルレシピ」の暗記について

・・・とまあ、ココまでの話で、「カクテルレシピ」の暗記はしなくても、いいんだ!と、胸をなでおろした方もあると思いますが、それは、ちょっと違うかもしれません。

なぜなら、私自身、「カクテルレシピ」の呪縛にはまり、500種類ぐらいのカクテルは、完璧に覚えこんだ経験があるからです。まだ、20代の初めで、暗記力に自信のあった頃の話です。

結局、この頃は、カクテルレシピに頼った作り方しかできませんでした。ただ、このカクテルレシピを覚え、覚えると作ってみたくなり、さまざまなカクテルを試飲し、その中で、お酒やカクテルに関して、知識・技術が培われてきたのも事実です。

カクテルレシピは、丸暗記するべきものだとは、今の私は、思いませんが、丸暗記した事は、ムダにはなっていません。



カクテルレシピを暗記するという面倒で根気の要る作業を、避けて通ろうと、何とか、楽をしよう!と考えているのであれば、あなたの、お酒やカクテルに関する知識・技術は向上することはありません。

たかだか、数百のカクテルレシピを覚える事よりも、本気で、バーテンダーになり、さらには、バーを開業し、バーを経営するのであれば、もっと大変な作業が、たくさんあります。

お話してきた「カクテルレシピ」不要論は、決して、楽して、カクテルをマスターしよう!という事ではございません。

ジントニックさえ飲んではいけない、知識ゼロのバーテンダー?

店のこだわりもある、ジントニック

メインタイトルが、辛口ですが、悪意はありません。お許しを・・・

さすがに、「ジントニック」が、できません!というバーは、100%ないはず。 そして、その店によって、若干のこだわりもあるカクテルです。

どんなジンを使い、どんなトニックウォーターを使い、レモンなのか、ライムなのか、スライスに切ったものか・・・・・他にも、さまざまにこだわる、いろいろな作り方があります。

ただ、そんなこだわりをもつよりも、もっと前に、単純な作り方の基礎を知らなければいけません。


ジントニック、作り方の基礎

少しでも、プロのバーテンダーに学んだ方であれば、当たり前すぎる基礎中の基礎です。

でも・・・悲しいかな。
バーという看板を出していても、この基礎さえできていない店も、たまにあります。

それは・・・・・


バースプーンを回す回数!

通常、トニックウォーターなど、炭酸の含まれるものを注いだカクテルを、バースプーンで回す回数は、1回です。

大目にみたとしても、2回まで。
それ以上、回している場合、アウト。

そんな店では、二度と、「カクテル」は注文しない事です。きっと、「カクテル」ではない、何か別の魅力で、勝負している店なのでしょう。

カクテルの作り方の意味

なぜ、バースプーンを、回す回数が、1回なのか?

それは、バースプーンを回せば回すほど、炭酸の気が抜ける事。さらに、驚くほど、氷が溶けて水っぽくなるからです。

一度、氷を入れたグラスで、バースプーンを回した回数と、溶けた水の量を、確認する実験をして頂ければ、思っていた以上で、びっくりされるはずです。

水っぽくて、気の抜けた「ジントニック」。こんなカクテル、誰も飲みたいとは思いませんよね。


ですから、今度、バーに飲みに行かれた時は、その店のバーテンダーが、炭酸系のものが入るカクテルで、バースプーンを何回まわしているか?確認してみて下さい。

ただ、決して、指摘するような大人げない事はしないで下さいね。

レモンの扱い方で分かる、バーテンダーのレベル

レモンの扱い方を知らない、バーテンダー

カクテルに使用するレモンの扱い方を聞けば、バーテンダーのレベルが分かります。

???
何の事か、分からない方が多いのでは?
レモンなんて、洗えばいいだけなのでは?
あるいは、「洗剤で洗えって、言ってるんだろう!」と、単純に思われた方もあるのでは?


一度、聞いてみて下さい。
「レモンって、どうやって使ってるの?」と。
素人は
「洗って、使ってますよ。」

初心者レベルは
「もちろん、洗剤で洗って使ってますよ。」

プロなら
「洗剤で洗うだけの時もありますけど、特別な処理をして使う場合もありますよ。」


できれば、プロの特別な処理まで理解しているバーテンダーのカクテルを飲みたいものですね。

プロの知識・技術をもった、バーテンダー

やはり、プロならではのレモンの扱い方があります。

最近は、ここまで、こだわって取り扱うバーも、少なくなり、その方法を知らないバーテンダーも多いのでは?と思います。

昔は、当たり前にしていた事が、いつの間にか誰も知らない事になりつつあります。昔といっても、つい数十年前の事です。いや、若い方には、はるか遠い昔でしょうね。

レモン。
洗剤で洗うのは、当たり前です。

でも、レモンの特性を引き出した、特殊なカクテルを作る時には、プロならではの処理が必要です。もちろん、常に、プロとしての処理を施したレモンを使用するわけではありません。


単なる職人のバーテンダーに価値はない。

私は、教材の中などでも、よくお話していますが、「価値>価格」となるカクテルを提供する事が必要で、単なる職人になる事には、経営を考えると、意味がありません。

お金をかけて、良いものができるのは当たり前です。

それよりも、最高の作り方を知った上で、経営を考え、「価値>価格」となるレベルのカクテルを作る事が必要で、お客様に満足して頂く、価格に見合うカクテルを作る事が必要だと考えています。

もちろん、最高にお金をかけたカクテルを提供し、数万円の料金を頂くバーを創るのも、もちろん、OKです。

ですから、いざという時に、必要な知識・技術を磨いておく事も必要です。


レモンの処理方法。
お話したいところですが、これは、弊店のバーテンダー教材「バー開業バイブル」の初級編 、1枚目のDVDに登場します。

初歩の初歩です。
購入された方の事も考えるとお話しできません。

ただ、知っておいて頂きたいのは、レモンを、単に洗剤で洗うだけでは、プロの処理には、程遠いという事です。

ですから、もし、「洗剤で洗ってますよ~」という答えが返ってきた場合、そういうレベルだということです。


あっ!それと、注意事項があります。

バーで、レモンの扱い方について聞かれるのはいいですが、くれぐれも、追い込んだ質問の仕方をせず、大人の対応をして下さいね。

何か、別の部分で、お客様に満足して頂く事を考えて営業されているバーかもしれませんので。

年数を重ねただけの、偽バーテンダーにならないために

バーテンダーのレベルが、カンタンに分かります。

カクテル作りをするのに、全く、学ぼうとしない人もいます。その結果、何年も業界にいる、プロのバーテンダーにもかかわらず、例えば、ジンの定義さえ、わからない人もいます。

そんな定義なんて、必要ない!と思う人は、そのレベルから上には、絶対に成長しません。なぜなら、定義を知っているからこそ、創造できるカクテルもあるからです。

あまりにも、基本的過ぎて、聞くのが恥ずかしいぐらいの事ですが、「ジンの定義」を聞いてみて下さい。

ジンは、何が原料か?どこの国で誕生したのか?誰が作ったのか?たった、これだけの質問に答えられないのは、基礎の基礎さえ、勉強していない証拠です。

多くの初心者が、知識の必要性を感じない。

そうはいっても、お酒やカクテルに関する学習をしていると、学ばなくてもいいのでは?そんな風に、思うような事が、たくさん出てきます。

カクテル作りは、お酒を混ぜて作るだけの事?わざわざ、お酒の定義や歴史を、学ばなくても、いいだろう。時間の無駄・・・そんな風に、思われる方も、多いかもしれません。

確かに、正直、お酒の定義など、カクテル講座でも開催しない限り、話す事は永遠にないでしょう。さらに、どんなに詳細に、完璧に覚えたからといって、店で、ウンチクを語るのも問題ありです。

プロであれば、できる限り、話さない事を心がけるぐらいが、ちょうど良いと、私は思っています。知識や技術は、自慢するために、身につけるわけではないですし、バーの本来の意味を考えれば、当然でしょう。

年数を重ねただけの、バーテンダーになるな!

それでも、無駄になる学びなど、ありません。

まず第一に、自分自身の自信になります。自信をもって作っているのと、そうでないのでは、雲泥の差があります。

また、最初にもお話ししましたが、お酒の定義や歴史を考えて、カクテルレシピを考案することもあるのです。カクテルレシピの、真の意味を理解すれば、必要となる知識です。

そして、カクテルレシピの真の意味を理解するには、お酒やカクテル作りの知識・技術の体系的な学習は、絶対に必要なのです。学習していなければ、カクテルレシピの意味を理解する事は、永遠に不可能です。

このことを理解できず、ただ年数を重ね、カクテルレシピを暗記しただけのバーテンダーといえない人が、意外に、たくさん、いるのが現状なのです。

ですから、これから、バーテンダーを目指される方、面倒かもしれませんが、きちんと、基礎から体系的に学ぶ事が、必要なのだ!と、確信して下さい。

ジントニックの原価は?と聞かれたら

バーテンダーには、経営感覚も必要

美味しいカクテルが作れたり、お酒の知識が深いのは、当たり前です。

バーテンダーとして、興味があるからこそ、知識・技術を学んでいるわけですから・・・でも、それだけでは、プロのバーテンダーとは言えません。

お店によって、コンセプトも違うでしょう。ご自分で経営されていれば、当然、経営視点で考えざるをえなくなります。そうでない場合も、バーテンダーは、経営感覚を身につけるべきです。

どうすれば、お客様に、気持ちよく、飲んで頂いて、売上を上げる事ができるか?その店のコンセプトに合うよう、価格とお酒の品質のバランスを、どのようにするか?

経費を、いくらでもかければ、美味しいカクテルが作れるのは、当たり前です。そうではなく、限られた経費の中で、いかに、美味しいカクテルを作れるか?そういった視点も、必要です。

弊店BARの、バーテンダー面接時に求めていたもの

弊店では、創業当時の約60年前から、バーテンダーの採用時には、その経営感覚を求めていました。

採用試験では、面談に加え、いくつかのカクテルを作ってもらいました。その時に、原価を、どのように考えて、作っているのか?そうした点も、厳しくチェックしていたのを、子供ながらに、見ていた私です。

ですから、そういう視点は、あって当たり前だと思っていたのですが・・・実際に、そうではないバーテンダーも多いようで・・・

あなたの作るジントニック1杯、原価は、何円でしょう?この問いに、すぐに応えられるバーテンダーも、少ないように思います。

私的には、「売値はいくらですか?」という答えが、返ってくるのを期待する質問です。要するに、原価の調整も、いくらでも可能ですよ!という能力を持っているか、どうかです。

こういった視点も考えながら、バーテンダーの知識・技術の習得をして頂きたいと思います。

では、また・・・

バー開業の準備で、最も大切な事とは?

バー開業について、「誰から学ぶか!」が大切です。

単に、バーテンダーの知識・技術だけなら、 働きながらでも、どこでも習得できるでしょう。でも、大半の方が同じような行動をとり、失敗していく主な原因は、 最初の一歩を大事にせず、間違っているからです。

「学ぶ場所より、人を選ぶ事!」ここが、安易な人が多すぎます。

当たり前の事ですが、知識・技術だけでは、バー経営は無理です。 たとえ、それなりの職人=マニアにはなれても、 ビジネスでは通用しません。

「経営者としての、物の見方、考え方!」
「技術者としての、知識、技術!」
「教育者としての、人の育て方、教え方!」

これら全てを兼ね備えた方から学ばないと意味がありません。わずか、20年さえ、バー経営の経験がないようでは、学ぶに値する講師では、ありません。

私の創り出した「バー開業バイブル」は、さまざまな点を、十二分に考慮し、知識ゼロから自然に上達していくよう工夫してあります。

詳しくは「DVD教材・バー開業バイブルのメリット」をご覧下さい。

私は、創業60年の老舗バーで、30年以上経営をしてきました。

ここで、ちょっと、手前味噌ですが、自己紹介から・・・

山口県生まれの広島県育ち。
関西大学、経済学部卒。
某メーカー勤務の後、会員制バーを継承し、数十年。
中・四国一の歓楽街で、バーは、創業から60年。

カクテル教室、ネット上のビデオ講座、バー開業指導、
全国的人気のHPなど、その活動は、
NHK放映、日経・リクルート掲載、雑誌連載など
さまざまなマスコミ媒体で紹介される。

人を癒す、生涯通えるバーが、全国に増える事を願い、
平成19年、「バー開業バイブル」教材を発表!!
現在、バー開業コンサルタントとして活動中。

バー開業バイブル・DVD教材の誕生について

私は、いかなるバーテンダーの団体にも属さず、いかなる企業の影響などもうけない立場です。

このバーテンダー業界は、閉鎖的で、職人気質が強く、その影響で、きちんと学ぶ場が少ないのが現状です。大半のセミプロ・バーテンダーが、みよう見まねで、適当な飲み物を作っています。ですが、今後、それでは通用しない時代になっています。

現在、バーテンダーの育成といえば、ひとにぎりの団体などが独占状態にあり、プロ養成のバーテンダー講座であれば、料金も、数十万~100万円まで、さまざまです。それでも、現実には、そのようなバーテンダースクール卒業後、さらに修行を積まなければビジネスとしては通用しないはずです。

そういった、この業界の体質を改善し、志のある方に、できるだけ吸収しやすい教材を!という想いで制作したのが「バー開業とバー経営バイブル」です。

通常、下積みがなければ、誰も教えないような内容、業界の暗黙の了解である受講料金を無視した低料金、閉鎖性を打ち破る、DVDやCDという保存媒体であることなど
業界の反発を受けるようなタブーに挑戦しているのです。


ボトルの在庫数や、カクテルの種類、レシピの暗記量など、そのようなものは、本来のバーには必要ない!ということ、そして、本来あるべきカクテルの意味や、作り方など、ちまたの書籍には書かれていない、昔ながらの、半世紀続いているからこそ知っている、本当の事をお話させていただいてます。

バー経営で、最も重要なポイントとは?

「あなたに経営のセンスはありますか?」

経営=商売で最も大事な事は、先に「投資する事」です。

「与えないと、手に入らない!」
「売上げは、買うものだ!」
といったビジネス・センスを理解できていますか?

あなたが見つけたこのサイトは
「最大のチャンスで、最小の投資」となる可能性大なのです。

ここで、ピン!とこないようであれば、現時点での独立、バー開業は無理ですし、「バー開業やバー経営バイブル」を購入されても無駄になります。

マーケティングや、セールスをいくら学ばれても、商売の本質が分からなければ無意味です。

また「飲み屋なんて、ただ飲ませればいい!」 などと思っていませんか?大きな間違いです。 お客様は、そのような店にはいらっしゃいません。

特に、この「バー開業バイブル」の中級・上級・超級編は、 本気の人にしか、購入して頂きたくありません。私は、全国に 「生涯通える、癒しのバー」を増やしていきたい!皆さんに、健全に成功してもらいたい!と願っています。

ただ、何となく見てみようか?と思うような方に教えるには、あまりに貴重なノウハウです。ですから、真剣な人にしか吸収できない!という思いも込めて制作しました。そして、価格設定も、どうでもいい方が、購入する事のないような設定にしているつもりです。

私は、本気です。真剣です。本気でなければ、「動画・約18時間半のDVD、音声約11時間半のCD、さらに解説書7冊」これだけの圧倒的バーテンダー教材など、制作できるものではありません。

独立開業は、一生に一度の大事な決断です。
どうか中途半端な意志の方は、ご遠慮下さい!!!

真剣で、本気の方だけ、下記の「バー開業&バー経営教材」の詳細をご覧下さい。

シェークを習得するために重要なステップ

「シェークを習得するために、重要なこと」からの続き↓

シェーク習得のための、最後のステップ。

人によって、シェーカーは、振り方が、変わってくるのが当たり前です。手の大きさ、手のぬくもり具合、腕の長さ、関節の柔らかさ・・・さまざまに違って当たり前です。

ですから、前回までの2つに加えて、プロ仕様のシェークを習得するのに大切なのは、

「3、個性を生かした振り方を、創り上げる方法を理解する事」です。

一般の書籍やサイトでは、個性を生かした振り方を、どのように創り上げればよいのか解説されていません。こうした事のために、シェークが、上手に、できないのです。


シェーク習得のための、3つのステップ。

大事な事ですので、もう一度、お話しますが、これまでお話した3つのステップを、きちんと解説できる人から、学んで頂くのが、プロ仕様のシェークができるようになる最短の方法です。

1、シェーカーを振る意味。

2、その意味を理解した振り方。

3、個性を生かした振り方を創り上げる方法。



このシェークに関しては、どんなに丁寧に、文字で記載しても、お伝えする事は難しいことです。ですから、前述の3点について、きちんと解説できるプロのバーテンダーを見つけて、その方に、教えてもらうのが、一番です。


無料で教えてもらえるのは、低いレベルのシェーク。

もちろん、プロのバーテンダーとして通用するレベルですから、それなりに、費用もかかる事は、考慮して下さい。何年も修行をして身につけた事を、無料で教えてもらうのは、無理があります。というより、無料であれば、無料で教えてもらえるレベルなのだと、理解してもらう方がいいかもしれません。



ちょっと、手前味噌ですが、こうしたプロの方を見つけるのが難しい方のために、弊店のバーテンダー教材があります。ちなみに、私の作成したバーテンダー教材「バー開業バイブル」では、動画で、たっぷりと解説しています。

初級編で、シェーカーを振る意味。その意味を理解した振り方。

中級編で、個性を生かした振り方を創り上げる方法。

上級編で、パフォーマンスの一つとして、2個のシェーカーを同時に振る方法や、その2個のシェーカーから、注いで創るカクテルなどを解説しています。

弊店の教材で学んでみようと思われる方は、下記のリンクをクリックして、解説ページを、ご覧下さい。

シェークを習得するために、重要なこと

「シェークを習得するための、最初の一歩」からの続き↓

シェークの意味

シェークの意味で、もうひとつ重要な事をお話します。

シェークの基礎的な理論は、ある程度、詳しく解説した本やサイトもあります。誰でも、常識として分かるように、混ぜて冷やす事。

そして、もうひとつ、「カクテルの味わいをまろやかにする事。」と書いてあるはずです。

では、まろやかにする!というのは、どういうことか?



それは、シェーカーの中に入れた材料の中に、気泡を混ぜ込む事。

これで、カクテルの味わいが、変わります。プロと、アマチュアや素人の差が出るのは、この部分。

ただ単に、混ぜて冷やすだけなら、人間の手でなくても、機械でできるはず。意味を理解していない会社が、そういう機械を作成しているはずです。

ここで、人間の手が加わることで、機械とは違う味わいになるのです。プロがシェーカーのワザを磨くのは、この部分なのです。



ですから、よく書籍やサイトなどで、解説してあるように、右利きの人なら、シェーカーを左肩の前の方に構えて、斜め前方に振り、また、もとの左肩前に戻し、次に、さっきより、やや下の斜め前方に振り、また、もとの左肩前に戻す!という、シェーカーの振り方を、そのまま行うのでは、美味しいカクテルができないのです。

このシェーカーの振り方自体が、間違っているわけではありません。同じように振っても、プロのバーテンダーは、ある部分で、違う方法をとっているからです。

前後に激しく振ったり、前後に大きく振ったり、これ自体は、悪い事ではありませんし、美味しいカクテルができます。



ちなみに、私が「やってはいけない8の字シェーク」 という動画を作成していますので、ご覧になってみて下さい。どこが悪いのか?きっと、さっぱり分からないはずです。

ただ、私が振ると、この「やってはいけない8の字シェーク」でも、それなりに、美味しいカクテルになってしまいそうですが・・・


シェークを習得するステップ

話が長くなりましたが、シェーカーの振り方は

1、シェーカーを振る意味を理解する事。

2、その意味を理解した振り方を理解する事。


こうした段階が必要です。さまざまな書籍やサイトでは、シェーカーを振る意味の解説と、シェーカーの振り方の解説が、関連付けて解説されていません。

そして、もうひとつ、プロ仕様のシェークを習得する上で、大切なことがあります。すでに、ここまでの解説で、ちょっとお話している事ですが、気付かれましたか?

それは・・・・・

シェークを習得するために重要なステップ→

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